買った理由は、手動で入・切したかっただけ
カセットデッキを2台所有しているのですが、常時電源に接続されているのがなんとなく嫌で、手元で電源を入・切できたらいいなと思っておりまして…
手っ取り早く電源タップをカセットデッキの近くまで持ってきて、そこに電源を接続して入・切すればいいのですが、それだけだと見た目がイマイチと思い、手動で電源も操作できるオーディオタイマーを「ハードオフ」で探してきました。
ちなみに、タイマーとしての機能は、使うことはあまり想定していません。あったら使うかもな程度で考えていました。(タイマーが主たる機能なのに・・・)
オーディオタイマーとは
カセットデッキやラジオチューナーなど、単品のオーディオ機器には時計が内臓されていないものが多いです。そういった機器で、決まった時刻に動作をさせたいときに使うと便利なのが「オーディオタイマー」です。
仕組みは単純で、オーディオタイマーに機器の電源をつなぎ、設定された時刻に合わせて機器への電源を切ったり入れたりするだけというものです。
機器へ信号を送ったりするのではなく、「ただ元の電源を切ったり入れたりするだけ」なのです。
購入したオーディオタイマー
NationalのTE96という機種です。1100円。
「オーディオ・プログラム・タイマー」と表記されています。
- 電源をA/B2系統接続でき、それぞれ手動で入・切できます。タイマー動作させる時は、2系統とも自動になるようです。
- 曜日を設定できるので、週間プログラムができます。
- 画面は、液晶パネルにバックライトです。
- A系統だけスリープタイマーが使えます。(最大99分)
- 時計はクォーツ制御。
特徴はこんなところでしょうか。
詳しい仕様などを知りたかったのですが、ネットと調べただけでは情報が出てきませんでした。
ボタンが緑青だらけ・・・
しかも、一番使いたいmanual on/offのボタンが一番ひどい・・・。
調べたら重曹でキレイになるそうなのですが、あいにく持ち合わせておらず、仕方がないのでサンドペーパーで磨くことにします。
ただ、このままではちょっと磨きづらい上に、本体を振るとカラカラ音がするので、その原因究明もしたかったので、分解してみようと思います。
カバーを開けてみました。太いフラットケーブルが目立ちます。
この部分は液晶パネルがあるのですが、白い部品のツメが全て折れて無くなっています。
破片も出てきました…。カラカラ音の正体はこれだったようです。
ツメが折れているということは、プラスチックも劣化が進んでいると思われます。
この辺のツメを外せばフロントパネルが外れて、ボタンを取り出せそうなのですが、ツメの劣化を考えるとフラットケーブルの劣化も疑われます。窮屈な曲げ方をしてるフラットケーブルが怪しいです。1100円とは言え再起不能になるのも怖いので、表面から磨くことにします。
ボタンの角部は本体を傷つけるかもしれないので、表面の平たい部分だけ磨きました。ちょっと緑青が残ってしまいますが、まあ良しとしましょう。
残りのボタンも磨いて、まあまあ良いんじゃないですか。
設置
カセットデッキの棚に置いてみました。
テーブルタップが置いてあるよりずっと良いんじゃないかと思いますね。
ホントはディスプレイが蛍光表示管の物が欲しかったんですが、落ち着いた緑色のバックライトも悪くないですね。
ちなみに、後日このオーディオ・タイマーを使ってラジオの留守録をしてみましたが、問題無く動作しました。満足満足。