スーパードンキーコング2

小学生の時、友達の家でプレイしたのがきっかけで、どっぷりハマってしまったゲームが、スーパーファミコンソフトのスーパードンキーコング2」です。

他に「1」と「3」がありますが、私は断然「2」が大好きです。一時期には、友達の家にこのゲームをするためだけに行ってたこともあるくらいです。

その当時、我が家のゲーム機は「ニンテンドウ64」と「ゲームボーイカラー」の2つがありましたが、「スーパーファミコン」はありませんでした。そのため、このソフトをプレイするためには、友達の家で遊ばせてもらうしかなかったのです。

 

当時そこまでハマったのは、次にあげる要因があるからではないかと思います。

 

美麗なグラフィック・幻想的なBGM

オープニングはメーカーロゴが描かれるシーンから始まるのですが、そのかっこいい描写にまず見とれてしまいました。リセットボタンを押して何度も見返したくらいです。

ゲーム内も、スーパーファミコンソフト屈指の高画質で、ドットを全く感じさせない滑らかで美麗なグラフィックのキャラクター・風景・背景、さらにはステージ選択画面。アイテムをいくつ取ったのか示すカウンターの数字も高画質。とにかく画質が良いんです。

そして、その高画質で描かれたステージにすばらしくマッチする、高音質で幻想的なBGM。登場するステージのひとつ、「とげとげタルめいろ」のBGMはまさに名曲です。ステージの雰囲気によりBGMが異なり、ミスした時のサウンドまでもステージ毎に異なるというこだわりもあります。

画質と音質は、スーパーファミコンとは思えないくらい高品位なので、当時「スーパードンキーコング」シリーズ以外のソフトはほとんどプレイしたことが無かった私は、このシリーズ以外のスーパーファミコンソフトを遊んだときに、その画質と音質の低さに逆に驚いた程です。至って標準的な画質・音質だったんですけどね。

 

こだわりのある「画面表示」

高画質なゲーム画面を存分に味わえるように、画面上には画面表示が一切ありません。残機数やアイテム数は、増減した時だけ数秒間に表示され、その後は非表示になります。不便にも思えますが、これにより一番重要なプレイ画面を、モニターの隅々までいっぱいに表示できます。(リメイク版などでは、プレイヤーが任意で残機などを確認できるようになっているものもあります。)

 

スリリングなルールと比較的高い難易度

このゲームは、2匹のコングを交代で操作していきますが、一度でもダメージを受けてしまうとそのコングはすぐに逃げてしまいます。つまり、ミスとなるのです。コングが1匹しかいない状態でミスをしてしまうと、残機が1つ減らされてしまうルールです。「マリオブラザーズ」で、キノコを取ったマリオの状態が、コングが2匹いる状態とニアリーイコールといったところでしょうか。

こういうルールに加え、ステージの難易度は比較的高めで、壁が全部いばら(当たったら当然アウト)の中を飛び回るステージがあったり下から毒水が上がってくる中で、どんどん上へ進んでいかなければならないステージがあったり後ろからオバケが追いかけてくるコースターに乗るステージがあったり・・・なかなか手ごわいステージが多いです。クリアしたときには、コントローラーが手汗でぐっしょりになっていることも少なくありませんでした。

 

そして現在は、バーチャルコンソールでプレイ可能

私は「NEW 3DS」しか持ってませんが、この機種なら「スーパードンキーコング」シリーズをプレイ可能です。とても手軽にプレイできるので、初プレイから20年近く経過した現在でも、時々プレイしています。

ちなみに、過去にはリメイク版として、ゲームボーイゲームボーイアドバンスなどで発売されており、スーパーファミコンを手にするまでは、このリメイク版をよくプレイしていました。しかし、音質や画質など、元となるスーパーファミコン版とはどうしても違いがあり、それを不満に思いながら当時はプレイしていました。

そんな体験をしていると、このゲームの完全版を携帯ゲーム機でプレイできるなんて・・・、当時からしたらまるで夢のようです。

 

今週のお題「やり込んだゲーム」