フィルムカメラ購入:その2

「オートボーイ 155」ちゃんと撮れました

その1を書いた後、いろいろ撮って回ってフィルムが終わったので、早速現像してきました。

 

f:id:NabeSun:20210808183257j:image

特に問題なく撮れているようですね。まあ、動作確認済みでしたので、当たり前ではありますが・・・。デートの写し込みも問題無し。

このカメラではマニュアルフォーカスはおろか固定フォーカスも設定できないので、オートフォーカスの性能が非常に重要になりますが、28枚撮って、ピントが抜けたものは1枚もありませんでした。さすがは3点測距AiAFといったところでしょうか。

 

もっと使いこなしたい!そこで・・・

本体とストラップのみしかなかったので、カメラのキタムラの店員さんや、ネットの情報で使い方を知りましたが、このカメラがすごく気に入ったので、さらに使いこなしてみたいと思い、説明書を入手してきました。

読んでみると、ネットでも見つけられない点がいくつかあったので、紹介したいと思います。

 

  •  カメラの推奨フィルム感度はISO400

このカメラではISO25~3200まで対応していますが、一応推奨感度が記されていました。

今現在流通しているフィルムで最も手に入りやすい感度が400なので、ちょうどいいですね。

リバーサルフィルムにも対応しているようです。

 

  • 「スポーツモード」ではサーボAFが作動する

ベストショットダイヤルのスポーツ(走っている人のマーク)モードでは、シャッターボタンを半押しすると、最大40秒間ピントを合わせ続けます(サーボAF)。

この時、ファインダー脇のランプは、ピントが合っていても何も点灯しません。

また、シャッターを切った後もシャッターボタンを押したままにしていると、連続でシャッターを切り続けます。

 

ベストショットダイヤルのポートレート(横顔の人のマーク)モードでは、被写体の上半身が写るように自動的にズーミングが行われます。

きれいに背景がボケるようですが、私が撮った写真では、ボケはあまり出ませんでした。

ズーミングされた後でも、ズームボタンを押せばズーム倍率を変えることもできます。

 

  • 緑ランプの点滅は2種類ある

ピントが合わなかったときにファインダー脇の緑ランプが点滅しますが、点滅の種類によってピントが合わない要因が区別されています。

遅い点滅・・・被写体に近すぎる

早い点滅・・・被写体にピントが合わせられない(強い光が反射していたり、単色の壁などオートフォーカスが苦手とする被写体である)

 

  • デートの「年月日」は消すことができる

f:id:NabeSun:20210704222629j:plain

この写真のように、デートには「年月日」が漢字で写し込まれますが、以下の操作をすると、この「年月日」を消すことができます。

1.電池を取り出す

2.「フラッシュ切り替えボタン」を押したまま電池を入れる

再び「年月日」を写し込みたい場合には、もう一度電池を取り出し、何も押さずに電池を入れます。

 

フィルムカメラが面白い!

普段デジタルカメラばかり使っている私ですが、フィルムカメラで写真を撮るのが楽しくなってしまい、しばらくフィルムカメラばかり使ってしまいそうです。

「現像するまで何が撮れているかわからない。」「フィルム独特の風合いで撮れる。」こんな理由でフィルムカメラを好んで使う方も多いようですね。

フィルムカメラが衰退しつつある現在、楽しめる今のうちに、フィルムカメラでどんどん写真を撮っていきたいなぁと思った、週末でした。