写真を整理したい!
これまで十数年デジカメを使ってきている私ですが、写真の整理というのはあまりしてきませんでした。撮った写真はパソコンに取り込み、撮影日ごとのフォルダにしまわれておしまい、と言った感じですね。
しかし、このままでは「写真を撮っておしまい」となってしまい、ただ写真を撮ることだけを楽しんでいることになって、写真そのものを楽しんでいないことになる気がします。
そこで、写真を楽しむ第一歩として、まずは撮った写真を整理してみようと思いました。整理することで、撮った写真を見直すことにもつながります。
どうやって整理して管理するか
最初は、撮った写真の内容によってフォルダ分けでもしてみようかと思いましたが、写真を参照したくなった時、必ずしも内容だけで目的の写真を参照できるとも限りません。もしかしたら、撮影日で参照した方が目的の写真を参照できる場合もあるでしょう。この場合、1ファイルだけでは、色々な参照方法に対応できないことになります。コピーを作るのはもっと煩雑になりそうです。なので、写真管理ソフトを使って写真を整理してみることにします。
Windowsマシンでは様々な写真管理ソフトが提供されていますが、それらから自分に合うソフトを探すのも少し面倒に感じたので、ここはみんなが使っているものを使おうと思い、初めてAdobeのソフトを使ってみることにしました。
LightroomとLightroom Classic
色んな方が書かれていますが、Adobeの写真管理ソフトには「Lightroom」と「Lightroom Classic」があります。正式名称はもうちょっと長いのですが、便宜上短縮します。
この2つですが、名前は同じ「Lightroom」でも結構違いがあるようです。中でも、私が使う上で一番重要なのは写真の参照元で、
Lightroom Classic・・・パソコンのストレージ
という違いがあります。
あとは、AdobeによればLightroom Classicの方はプロ仕様の編集が可能だとか。
それぞれの提供方法も違いがあります。
Lightroomは単体で提供され、Lightroom Classicはこれの他にLightroomとPhotoshopなども含まれて「フォトプラン」として提供されています。価格はどちらも同じ1,078円/月(2021年8月現在)なので、Lightroom Classicの方が良さそうに見えますが、提供されるクラウドストレージの容量が異なります。
Lightroomは1TBの容量が利用できるのに対して、フォトプランでは20GBとなっています。フォトプランで1TBを利用すると、価格は2,178円/月となります。Lightroomは参照元がクラウドストレージなので、容量が多くなっていると思われます。
Lightroom Classicを使ってみたい
「Lightroom」を使うのであれば、写真ファイルは全てクラウドストレージにアップロードしなければなりませんが、私の場合は写真ファイルが既に膨大になっており、これを全てアップロードするのはちょっと面倒に感じますし、ファイル数が多すぎると何かのエラーが引き起こされる可能性が高くなるようにも感じます。
やはり写真ファイルは、基本的にはパソコンをベースとし、必要に応じてクラウドにアップロードするという使い方が理想的に思えます。このくらいの使い方なら、20GBの容量でも十分使えそうです。
そうなると、Lightroom Classicが使える「フォトプラン」を使うのが私には合っていそうです。ということで、今回はこちらを使ってみることにしました。
実際に写真ファイルを取り込んでみて
Lightroom Classicに写真ファイルを取り込むと、「カタログ」というデータベースに情報が記録され、編集などを行っても元のファイルは何も変更されない仕組みとなっています。カタログでは、写真をレーティングしたりコレクションでまとめて管理したりできます。取り込みは元のフォルダがベースになっているので、撮影日毎でフォルダが作られているのであれば、撮影日毎の参照も今まで通り行えそうです。これにより、冒頭で書いた1ファイルでいろいろな方法で管理するということが実現できそうです。
Lightroomでは、写真を管理する以外にもRAW現像などの写真編集も行えるようですが、私はまだそこまで使いこなせていないので、色々な機能を少しずつ使いこなせるようにしていけたらと思っています。