「ハードオフ」を覗くときには、新品のカセットテープが売っていないか必ずチェックしています。
古いカセットテープが未開封の状態で売られていることがあり、個人的に珍しいなぁと思ったものは買ってみたりします。
先日見つけたのは、YAMAHAのカセットテープ。「METAL」という名の通り、「メタルポジション」テープです。「メタルポジション」というと、カセットテープの中では最も高級な部類に入るものがとても多いです。YAMAHAのカセットテープは初めて見つけたというのもあり、思わず買ってしまいました。1100円。
すごくシンプルなパッケージです。一部だけ透けていて、カセットケース内に書かれている分数だけ見えているという面白い部分があります。これなら、分数が変わってもパッケージは使い回せますね。
裏面です。会社名が「日本楽器製造」の時のものです。
パッケージには印刷されておらず、カセットケース内がそのまま見えます。
ところで、Wikipediaによると、YAMAHAのカセットテープはTDKのカセットテープのOEMとして製造されていた時期があるそうです。
そこを踏まえてパッケージから見えるカセットハーフをよく見てみます。
そして、こちらがTDKのメタルテープ「MA」です。
つぶれた格子のような模様が似ていますね。
さらに調べてみると、今回購入したYAMAHAのカセットテープのラインナップの中に、「METAL-R」というものがあるようです。
同様に、TDKのカセットテープのラインナップにも、「MA-R」というものがあります。
「METAL-R」=「MA-R」
なのかはわかりませんが。
(「METAL-R」と「MA-R」が同じだとすると、「METAL-R」はカセットハーフがチープ過ぎる気が・・・)